NGSIからRDSへの新マッピングサービスにつながるCPaaS.ioの研究

CPaaS.ioにおけるセマンティックな(意味論的な)統合としてNECによるサポートを得て、AGTインターナショナルはRDFトリプルストアのIoTブローカーによる更新を持続させるマッピングサービス初のバージョンを開発しました。これはFIWAREが基本となっている欧州と、u2が基本となっている日本のCPaaS.ioインスタンスのセマンティックな統合を可能にします。また他の非FIWAREを基本するIoTプラットフォームに対しても共通となる、セマンティックなデータ統合を提供します。例えば、AGT独自のIoTAプラットフォームは、同社のWorld Graphを通して、充実したセマンティックな表現というダイナミックかつ複雑な環境を提供します。IoTAは、NGSからRDFへのマッピングサービスにおいて、NGSI標準とFIWARE導入に相互運用性があります。このことは、FIWAREの構成要素を通して、データがすでに入手可能な様々なアプリケーションにIoTAを活用する機会を広げることになります。

マッピングサービスは、技術的にはIoTブローカーのサブスクリプション機能を使用することによって実現されています。つまりサブスクリプションによって、どのデータをトリプルストアで保持するかが定義されます。トリプルストアでデータを保存する実際のマッピングサービスの使用者に対してサブスクリプション通知が送られます。ハイレベルな機能的アーキテクチャについては下図を参照してください。

 

RDFエンジンを活用することで、コンテキスト化されたIoTデータと、AI処理エンジン(例えばビデオによる監視)の統合が可能となります。例えば、大規模なスポーツイベントの監視では、IoT機材によって認知できる拍手の音と、ビデオ分析によって捉えられた顔の表情は、観客の心的状態を深く理解することにつながります。

NGSIからRDFへのマッピングサービスのハイレベル機能アーキテクチャ