MWC’18にてNEC 欧州研究所がFogFlowを披露

NEC 欧州研究所(以下、NLE)は、2月26日から3月1日までバルセロナで開催された「Mobile World Congress  (MWC) 2018」にて、エッジコンピューティングのフレームワークであるFogFlowを披露しました。

FogFlowは、オープンソースのクラウドエッジオーケストレーターとして、スマートシティの運営者、企業、テレコム事業者などのインフラ提供者による、地理的に分散されたインフラに対する多種多様なIoTサービスやアプリケーションの迅速かつ効率的な実現に寄与します。こうしたサービスやアプリケーションには、中央集中型クラウドおよび、未来の基地局とともに導入されるIoTゲートウェイやミニデータセンターなどがあります。

現時点では、FogFlow はFIWAREコミュニティ内でオープンソースのFIWARE ジェネリック・イネーブラー(GE)として入手可能です。FogFlowはCPaaS.ioプロジェクトの一つとして開発され、進化を続けており、NECの社内PoC(概念実証)の一部でも使用されています。

MWC’18では、NLEがエッジコンピューティングを用いて、スタジアムで迷子になった子供を見つけ出したり、小売店のオーニングシェード(日よけ)を自動的にコントロールするなど、FogFlowのデモンストレーションを行いました。

FogFlowのブースには、36ヵ国、100以上の企業から、200人以上が立ち寄りました。

 

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